仕事人の目的


      「インターネット」というものが浸透しつつある世の中で、「ホームページ」という存在も知られるようになってきた。

そして、気軽にホームページを作れるとあって、それまでコンピュータと縁遠かった主婦や子供までがホームページを公開するようになってきた。また、そういった幅広い年齢層だからか、企業もホームページを立ち上げ、宣伝やキャンペーンに使っている・・・。更にそれは外国をも近くさせる。ものの数秒で外国の情報をリアルタイムに知ることができる。面白い世界だと思う。これからも発展していけばいい、とも思っている。

私は毎日のようにいろいろなホームページにアクセスする。「へぇ、こんなページもあるのか」「こんな会社もあるのか」・・・。楽しくてしょうがない。既に私のブックマークは整理しても3つ以上のファイルになってしまった。

しかし!

数多くのページを見ているうちに思った。「どれも重すぎる!」そう、ページの表示が遅いのだ。フルカラーの画像を使ったページは確かに表示し終われば綺麗だ。だが、それまでどれくらいの時間がかかったろう。最近じゃISDNも普及し、速い速度での転送が行えるようになってきた。とはいえ、私のように(現時点で)まだ14400bpsで通信している場合にはたまったものではない。何分もかからないと表示し終わらないページだってあるのだ。いい加減見るのをやめてしまいたくなる。これがすぐに必要な情報であったらどうだろう?嫌でも全てが終わるのを待たなければいけなくなる。

これは企業のページに多い。業者に頼んで作ってもらって、JAVAやらShockwaveやらを多用し、レイアウトにも凝り、綺麗なフルカラー画像を使っている。インタラクティブなページで楽しいであろう。だが、その分かなり重いのをわかっているのだろうか?どこかの企業のページ担当者が「早くなることはあっても遅くなることはない」とページの重さよりも綺麗さを採用したようだが、回線などが早くなっても、その分多くの情報がやり取り出来るとして、サイズは大きいが凄い新技術が普及すれば同じ事。平行線だと思うぞ、これから先も。ポリシーだと言われてしまえばこちらは何も言い返せないが。

個人のページについても言えることだ。ブラウザのフォントに表情があまりつかないからと、ちょっと凝って文字の部分を画像にしてみたり、デジカメで撮った写真をたくさん載せていたり。いろいろやるのは楽しいでしょう。変更も簡単であるし。

確かに私のページも格段に速いとは言えないかもしれない。トップページはほぼ画像で作っているし、cgiなども使っているから。でも、出来る限りの努力はしているのだ。使用する画像は全て減色してあるので、256色以上の画像は殆どない。一つのページをとっても、大きくスクロールさせるようなページはない(と思う)。使える画像は使い回しをしている。画像でリンクを張ったところは出来るだけテキストでのリンクも作ってある。いろんなブラウザで見れるように複数のブラウザでテストをし、工夫もしている。

ホームページを作るのは楽しい。好きだからこそ凝った事もしたくなる。だからどんどんページは作って欲しい。ページを作る楽しさを知ってほしい。ただ、情報を発信するのだから、自己満足で終わらぬページ作りをして欲しいのだ。

だから私のページでは「ぺぇじに山椒」で安いコストで簡単にできるページ作成講座や軽くページを作る法を述べている。

「ぺぇじに山椒」の中でも述べたが、ページを軽く作ればデータ量を少なくすることができ、プロバイダのサーバ内のハードディスク使用量も少なくて済む。ハードディスクも限られた資源。大事に使っていこうではないか。少々こじつけのようだが、「物を大切にしよう」という意味で「人情横丁」の「わらしべ長屋」を設けた。また、企業にページの軽さの重要性を知ってほしくて「乞食長屋」にて『電脳乞食』氏の見習いとして参加し、企業との接触を試みた。

まだまだ進化する「インターネット」世界、使い易いものにしていきたい、と思うのは私だけだろうか・・・?


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軽さにこだわったページ

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JAVA SCRIPT集やフリー素材集もあり、素材も作ってくれるぞ!


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